現場のM14ライフルは。

イラクの現場です。
M14ライフル、というかスナイパー・スコープが乗っかってるからM21でしょうか?
どれが21でどれが14という外観的定義がなかなかはっきりしないですが。
それともいまどきはみんなM21と呼ぶのでしょうか?
ナム戦のときには舞台がジャングルだったので
取りまわしが悪くてすぐにM16にとって代わられちゃったM14、
80年代からこっち米軍の出張る舞台が、見通しのいい中近東の砂漠戦てことになってくると
.223の軽いタマより長距離で安定する7.62ミリのほうがイイってんで
老体にムチ打って引っ張り出されたロートルって格好でぃすね?違うか。(^^;
そんでまあ時代は進んでおるのだから
60~70年代のロートル仕様まんまってわけにもいかなくって
ピカティニ・レールくっつけられたりしてモダナイズ。
イラクに行ってるのなんかもちろんシンサレート・ストックばかりかと思いきや
意外や意外、報道写真を掘れば掘るほど木スト付の写真がざっくざくと出てきます。
で、シンサレート・ストックのはほとんど例外なく
ピストル・グリップ・タイプでデザート・カモにペイントされておりますが、
木ストはペイントもされず形も色味も昔のまま、
ひょっとしたらベトナムのジャングル行きを経験したそのままのストックかもです。
ノーメックスだケブラーだと現代ハイテク素材で固めた装備の中に
“鉄”と“木”の存在感はなにか頼もしいものがありますですね。カッチョイイ…。
まあ、ビジュアル的にはちょいと違和感も否定しませんけれどもが。(^^;