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MGCローマンの郷愁

このごろふと手に取ることが多い、箱出しのままの新日本模型ABSローマン2インチ、、、。手慰みにパチパチはじいていると、高校生の頃買ったニューMGCのローマン2インチを思い出します。
その頃まわりがみんな持っていた国際のチーフスと迷いに迷って、最終的には「オレはコルト党!」と宣言してローマンに決めたのでした。
で、その後が大変。ダーティハリーでM29、ジョンパンでハイパト、スタハチでM59、、、みんな素直にS&Wを買ってホクホクしているところをことごとく僕だけパイソン、トルーパー、ガバメントと意地の張り通し、、、。
44マグナムとか欲しくてたまらなかったよホントは、、、などと思い出して今更涙ぐんでますよ。 (^^;
コルト・パイソン

コルト・パイソンがカタログ落ちしたのは'98年版のカタログからで、
量産工場での製造を終えられたのが'96年とも'97年とも言われております。
つまり今年、2007年は、コルト・パイソン量販中止10周年ぽいのです。
曖昧でスミマセンですけれどもが。 (^^;
あ、少量受注生産は今でもあるようですよ。
私が初めて手にしたパイソンは、MGCプラの6インチ。
フレームのゴツさと
頑丈そうなバレル及びアンダーラグが印象深く、
いかにもマグナムの強力さをアピールされたものでした。
それで、私の中ではコルト・パイソンは
“粗野で頑丈なゴツいリボルバー”だったので、
コクサイの金属パイソンをいじったとき、
ありえないぐらい薄く華奢に感じて
「コクサイのは“違う”」と思ってしまったのでありましたが。
その後、アメリカのシューティング・レンジで
レンタル・ガンのパイソンを手にしたとき、
コクサイとそっくりの“薄い”印象に驚いたものでした。
つまりMGCは「マグナム」の力強さを強調するためだかどうだか、
マッチョな方向にデフォルメが加えられていて、
スケールモデル的に正確なのはコクサイのほうだったのでした。
イメージ・モデルのMGC、
スケール・モデルのコクサイ、、、。
今ではどちらのパイソンも甲乙つけがたくお気に入り。
ですが、発火して遊ぶということがめっきり減ってしまった今では
どちらかというとコクサイを愛でているほうが多いでしょうかね~? (^^;
MOTTOMO無謀な挑戦

なんだか。
猛暑と激務でアタマがイカレちゃったのでしょうか私。
昨日、突如として、
ニッポンモデルガン史上
もっとも無謀で不毛と言われる調整に手をつけてしまいました。
このGUNを、キャップ1発で快調フルオート...。
マルシンXMで出来たのだから、
悪名高きこのGUNだって
いつかは出来るのじゃないかと、この胸に信じて。
箱出しままの楽しさ

新旧MGCローマン2in.。
左の新日本模型売りオールド・タイプがABS、右のニュー・ローマンがHW製。
オールドは箱出しのまま必要可動部を軽く磨いたのみで、
HWのニューは、金属パーツやグリップを含む
外観パーツの整形や仕上げ直し、作動の調整など
フル・カスタムに近い内容の手を加えてある。
プラモデルをよく作っていた高校生の頃、
無数にラインナップされたハセガワの1/72スケール戦闘機のシリーズを
気が向くたびに手当たり次第買ってきて、
胴体と翼とキャノピーとプロペラ・カウルという
大きくて繊細でないパーツだけランナーからちぎり取り、
バリも落とさずに接着して、そのまま糸をつけて
天井からゴチャマンとぶら下げて悦に入っていたことがある。
普段きちんと作るときの、細くて繊細なパーツの扱いや、
神経質な筆塗り作業で貯まったストレスのいい捌け口になっていた?
かどうかはわからないけれども、
箱を開けてから出来上がるまでのインスタントな気軽さは楽しかった。
この楽しみ方で肝腎なのは、
箱から出して手間なしですぐ飾るという潔さ。
細かいディテールも、色も、マーキングもいっさい気にせずに、
“ヒコーキプラモ”を飛ばす。
たまにはモデルガンもこういうのがイイ。
買ってきて箱から取り出したらすぐ“てっぽーばんばん”。
空撃ち厳禁とかシリンダーのキズがどうのとかカタいこと抜きで
がちゃがちゃヤるのはやっぱり楽しい。